正栄食が急落、通期業績予想を下方修正

株式

2019/9/12 14:42

 正栄食品<8079.T>が急落。11日引け後の決算発表で、19年10月期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気されている様子。株価は前日比280円安の2915円まで値を下げている。

 19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)は、売上高808億1900万円(前年同期比0.1%減)、営業利益31億3100万円(同20.0%減)。国内は、バターなどの輸入乳製品、菓子類を中心に増収となったが、米国セグメントでのクルミ価格低下による減収が重しとなって全体として減収。乾果実・ナッツ類の相場変動によるマージン幅の縮小等もあり、営業利益は2ケタ減益となった。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の1080億円から1065億円(前期比弱含みの横ばい)に、営業利益を46億円から40億円(同15.1%減)にそれぞれ引き下げている。

 午後2時35分現在の株価は170円安の3025円。

提供:モーニングスター社

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