ディスコが続伸、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」・目標株価2万8000円に引き上げ

株式

2019/9/12 16:14

 ディスコ<6146.T>が続伸。東海東京調査センターでは11日付で、投資判断を「アンダーパフォーム」(弱気)から「アウトパフォーム」(強気)に、目標株価を1万4000円から2万8000円に、それぞれ引き上げている。

 「半導体メーカーは、次世代微細化技術5nm、次世代通信規格5GやAIの普及機に備えて設備投資を19年7-9月期から再開しているもようだ」とし、同証券ではこの動きを踏まえて20年3月期業績予想を修正、22年3月期連結営業利益を上方修正するとしている。

 目標株価2万8000円は、DCF前提の1万4000円から、19年3月期高値PER29.8倍と22年3月期予想連結一株利益941円を前提に算出されている。また、半導体投資は前工程から先行し、後工程に波及することから、主要顧客である後工程外部委託会社からのプラス影響が今後顕在化する可能性があるとも指摘している。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期320億円(今期から収益認識会計基準などを適用することから前期との比較はなし、会社側計画は非開示)、21年3月期370億円、22年3月期440億円と試算している。

 12日の終値は、前日比1250円高の2万1200円。

提供:モーニングスター社

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