日経平均は75円程度高、買い先行後は上値が重い展開に=13日寄り付き
13日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比75円程度高い2万1835円前後で推移する。朝方は、きのう12日も堅調な展開が続き、現地12日の米国株式が続伸したことや為替市場で円安方向に振れていることもあり、買いが先行。寄り付きに同148円22銭高の2万1907円83銭を付けている。その後は、戻り待ちの売りなどで、上値が重い展開となっている。シカゴ日経平均先物の12月限円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比45円高の2万1675円だった。日経平均先物・オプション9月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は2万1981円09銭。
業種別では、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株が上昇。武田薬<4502.T>、塩野義薬<4507.T>などの医薬品株や、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も高い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も上げている。
個別では、Hamee<3134.T>、三井ハイ<6966.T>、メディシス<4350.T>、アイル<3854.T>、Jミート<3539.T>などが上昇。半面、ラクスル<4384.T>、GMOPG<3769.T>、チェンジ<3962.T>、ワイヤレスG<9419.T>、三桜工<6584.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=108円台の前半(12日終値は1ドル=107円90-91銭)、1ユーロ=119円台の半ば(同118円88-92銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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