(再送)豊田織機が年初来高値、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」・目標株価7400円に引き上げ

株式

2019/9/17 16:43

 豊田自動織機<6201.T>が30円高の6390円まで買われ、連日の年初来高値更新。買い一巡後は売り物に押される展開。東海東京調査センターでは13日付で、投資判断を「ニュートラル」(中立)から「アウトパフォーム」(強気)に、目標株価を6300円から7400円に、それぞれ引き上げている。

 自動車業界では、先行き不透明感の強い状況が続くものの、自動車業界での収益改善や世界トップシェアのフォークリフトおよび物流ソリューション事業の中期的な安定感に注目とし、同社の事業構造のユニークさと収益のディフェンシブ性を評価するとコメント。自動車業界では、車両組立においてトヨタ自動車<7203.T>の人気量産車種「RAV4」が大改修を終えた工場にて立ち上がり、ディーゼルエンジンでも新型エンジンの生産が本格的に増産体制に入り、さらにコンプレッサーの販売も回復に向かう見込みであるとしている。

 一方で、円高進行による為替前提の改定を背景に業績予想を下方修正、連結営業利益について、20年3月期1413億円(前期比4.9%増、会社側計画は1450億円)、21年3月期1551億円、22年3月期1700億円と試算している。

 17日の終値は前週末比40円安の6320円。

提供:モーニングスター社

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