<相場の読み筋>9月18日
2019/9/18 7:27
17日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比33.98ドル高の2万7110.80ドル、ナスダック総合指数が同32.473ポイント高の8186.016ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億3680万株、ナスダック市場が23億362万株だった。FOMC(米連邦公開市場委員会)が開始され、翌18日には声明文の発表やパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見が予定されていることから、内容を確認したいとして、手控えムードが広がった。サウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受け、前日に急騰したNY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が、早期の復旧見通しから急反落したことも支えとなったようだ。NYダウ採用銘柄では、ボーイングやアメリカン・エキスプレス、P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)などが値上がり率の上位に入っている。
18日の東京株式は、もみ合いとなりそう。日経平均株価は17日に、心理的なフシ目の2万2000円を終値ベースで5カ月ぶりに回復した。投資家心理の好転が期待されるものの、10連騰となっていることに対する買い疲れ感が警戒されるほか、日銀の金融政策決定会合が開催されることもあり、模様眺めムードが広がる可能性もある。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(17日終値は108円12-13銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の後半(同119円11-15銭)と円安方向に振れている。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、LINE<3938.T>、パナソニック<6752.T>、TDK<6762.T>などが、17日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比45円高の2万1855円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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