島津製が小幅安、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は3700円に引き下げ

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2019/9/18 16:42

 島津製作所<7701.T>が小幅安。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では17日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は3800円から3700円に引き下げている。

 エクイティストーリーは「計測機器事業の質量分析計を中心としたラインナップ拡張に伴う同社の安定的な利益成長の継続による過去最高益連続更新」に変更はなく、株価には依然アップサイドがあると考えることから、「オーバーウエート」を継続するとしている。また、「中国では官需主導の需要拡大から民需の安定成長期に移行しつつある」とし、そのため従来に比べ5カ年計画による官需の波の影響は小さくなりつつあると指摘。

 20年3月期第2四半期(19年7-9月)からは3月に発表された液体クロマトグラフ新製品の業績寄与が期待でき、モメンタムは良いとし、「中国市場では米中貿易摩擦により競合の米国企業は不利な状況にあることもポジティブである」とコメントしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期476億円(前期比7%増、従来500億円、会社側計画は470億円)、21年3月期513億円(従来533億円)、22年3月期564億円(同581億円)と試算している。

 18日の終値は前日比23円安の2773円。

提供:モーニングスター社

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