日経平均は222円高と大幅反発、株価指数先物に断続的な買いで上げ幅拡大=19日前場
19日の日経平均株価は、前日比222円82銭高の2万2183円53銭と大幅反発して前場の取引を終了。きのう18日は11日ぶりに反落したものの、底堅く推移していたことや、米国株式が落ち着いた反応を示していたことから買いが先行した。寄り付き後には、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上昇幅を拡大、午前9時47分に、同294円85銭高の2万2255円56銭を付けた。その後は、買い一巡感や利益確定売りなどで上値が重く、ドル・円相場が1ドル=108円10銭台(18日終値は108円19-20銭)と、朝方から円高方向にあることも意識されたようだ。東証1部の出来高は6億1424万株、売買代金は1兆441億円。騰落銘柄数は値上がり1826銘柄、値下がり233銘柄、変わらず89銘柄だった。
市場では「足元でドル・円相場が円高方向に振れたことで上げ幅を縮小しているものの、中小型株が比較的堅調に推移していることから、大型株から資金がシフトしているようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株が上昇。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も高い。大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株や、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株も堅調。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も上げた。東証業種別指数は、全33業種が上昇している。
個別では、アジア投資<8518.T>、巴川紙<3878.T>、MDV<3902.T>、エイチーム<3662.T>、曙ブレーキ<7238.T>などが上昇。半面、アイル<3854.T>、グローバルK<6189.T>、パイプドHD<3919.T>、日コンクリ<5269.T>、レオパレス<8848.T>などが下落した。
提供:モーニングスター社
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