19日の東京外国為替市場=日銀、消極的緩和継続との受け止めからドル・円軟化
19日の東京外国為替市場でドル・円は、前日FOMC(米連邦公開市場委員会)後の上げ幅を打ち消し、1ドル=108円を割り込んだ。
前日のFOMCでは市場予想通りの追加利下げが決まったが、FOMCメンバーの政策金利見通しが全体にタカ派的との見方が強まり、ドル・円は一時108円47銭まで上昇。きょう東京時間序盤も同水準が続いたが、日経平均株価が朝寄り高から次第に伸び悩むと、ドル売り・円買いに傾いた。
その後、日銀金融政策決定会合で従来通り政策の据え置きが決まったものの、利下げ局面入りが色濃い欧米に比べると日銀の緩和政策は消極的との見方が広がり、ドル・円は107円78銭まで値を下げ、FOMC前よりドル安・円高が進んだ。
ただ、次回会合時に「経済・物価動向を改めて点検していく考えである」と声明文に盛り込み追加緩和に含みを持たせたことや、15時30分からの黒田東彦日銀総裁の会見を控え、ドル・円の下げは一服している。
15時現在、107円93銭となっている。
提供:モーニングスター社
関連記事
-
19日大引けの日経平均株価=83円74銭高の2万2044円45銭と反発
19日後場の日経平均株価は前日比83円74銭高の2万2044円45銭と反発して引けた。提供:モーニングスター社…続き
-
アニコムHDが急伸、アドバンスネットとの業務提携を材料視
2019/9/19 14:44
アニコム ホールディングスが急伸。18日引け後に、人とペットとの暮らしをトータルにプロデュースするペット共生賃貸管理事業を行ってきたアドバンスネット(東京都新宿区)との業務提携を決議・・・…続き
-
TKPが急落、新株式発行および株式の売出しを実施へ
2019/9/19 14:41
ティーケーピー(TKP)が急落。18日引け後に、新株式発行および株式の売出しを実施すると発表したことで、1株当たり株式価値の希薄化懸念が広がった格好。株価は前日比265円安の4685・・・…続き
-
日経平均は90円程度高、採用銘柄の値上がり率上位に中外薬、ソニーFH、キリンHDなど
19日午後2時32分すぎの日経平均株価は、前日比90円程度高い2万2050円前後で推移。ドル・円相場の円高進行を嫌気し、午後零時50分には、同42円59銭高の2万2003円30銭と、きょうの安値を付・・・…続き
速報ニュース
-
225オプション・コール(期近・4月25日・権利行使価格3万8000円)
13分前
-
225オプション・プット(期近・4月25日・権利行使価格3万7000円)
13分前
-
13分前
-
今晩のNY株の読み筋=米GDPに注目だが翌日のPCE価格指数を前に手控えも
13分前
-
13分前
-
29分前
-
50分前
-
1時間前
-
1時間前
-
1時間前