ウィルGが急騰、業績予想を上方修正し自社株買いも実施へ

株式

2019/9/20 13:36

 ウィルグループ<6089.T>が急騰。19日引け後に、20年3月期上期(19年3-8月)の連結業績(IFRS)予想を上方修正し、同時に上限3億円、30万株(自己株式を除く発行済株式数の1.35%)の自社株買いを実施すると発表。好感買いに株価は前日比149円高の1013円まで値を上げている。

 20年3月期上期について、予想売上収益を従来の580億円から610億円(前年同期比25.9%増)に、営業利益を14億円から21億円(同64.2%増)にそれぞれ引き上げている。売上収益は、主要3事業の「セールスアウトソーシング」「コールセンターアウトソーシング」「ファクトリーアウトソーシング」、注力3事業の「介護ビジネス支援」「海外HR」「スタートアップ人材支援」――が好調に推移したことがその要因。利益面は主要3事業の利益率の改善が押し上げに働いた。

 自社株買いについて、取得期間は19年9月20日-19年12月30日を予定。20年3月期における総還元性向の目標である30%に達するよう、株主還元の充実を図ることが目的。

 午後1時27分時点の株価は142円高の1006円。

提供:モーニングスター社

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