24日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2019/9/24 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭-108円00銭

 24日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。米中の次官級通商協議を開催したが、中国側が米農家の視察を中止して帰国したため、交渉が難航しているとの見方が浮上。米中通商協議の先行きに不透明感が強まっており、リスクオフのドル売り・円買いが上値を抑えるだろう。一方、あすは日米首脳会談があり、日米通商協定の合意期待が残る。また、きょうは午後に大阪で経済団体の懇談会に出席する黒田日銀総裁の会見も予定されていることから様子見ムードも強まりそうで、朝方の売り買いが一巡したあとは動意が乏しくなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:7月景気動向指数改定値、黒田日銀総裁が大阪で記者会見

北米:米7月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米9月消費者信頼感指数

欧州:独9月Ifo企業景況感指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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