2日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2019/10/2 8:37

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭-108円00銭

 2日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前日に9月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数が47.8と2カ月連続で50を下回り、2009年6月以来の低水準を記録。ネガティブサプライズとなり、米景気減速懸念からNY外国為替市場ではリスクオフの動きが加速した。きょうの東京市場でもこの流れを引き継ぐとみられる。また、ISMの結果を受けてトランプ米大統領はドル高が製造業に打撃を与えているとFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策を批判しており、かねてより一部で指摘される米国によるドル売り介入への思惑もドル・円の重しになりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:9月マネタリーベース、9月消費動向調査

北米:米9月ADP全米雇用リポート、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が発言

その他:中国、インド市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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