4日の東京外国為替市場見通し=米9月雇用統計を控え上値の重い展開か

為替

2019/10/4 8:47

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円30銭-107円30銭

 4日の東京外国為替市場のドル・円は、米9月雇用統計の発表を控え上値の重い展開になりそうだ。

 きのうの米国時間では、9月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景況指数が悪化したことを受けドル売り・円買いが進み、一時1ドル=106円50銭近辺まで下押しした。その後は米追加利下げ観測が一段と強まったことで売り先行だった米株式が最終的にプラス転換。ドル・円の下げも一服した。

 きょう東京時間では、米国時間に米9月雇用統計の発表を控えていることもあり、一方向にポジションを傾ける動きは限られるとみられる。ただ、日経平均株価の下げ幅縮小ないしプラス転換、実質5・10日(ごとおび)にからむ国内輸入企業のドル買い・円売りが出れば、ドル・円の支援となろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:証券投資の日、臨時国会召集

米国:9月雇用統計、8月貿易収支

その他:インド準備銀行金融政策決定会合

提供:モーニングスター社

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