7日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2019/10/7 8:31

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円50銭-107円50銭

 7日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。前週末の米国株が大きく上昇したことを受けて、週明けの東京市場ではリスクオンのドル買いが支えになる。ただ、7日早朝に中国が米国との幅広い通商合意に消極的と一部で報じられている。10日に控える閣僚級の米中通商協議に対する期待感が薄れる可能性もあり、ドル・円の上値は限られそう。また、米国は5日に北朝鮮と非核化交渉を行ったものの、双方の認識は食い違っている。北朝鮮は強気の姿勢をみせており、地政学リスクも意識されればドル売りに傾く場面もありそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:8月景気動向指数

北米:米8月消費者信用残高

その他:ノーベル生理学・医学賞発表、中国、香港、オーストラリア市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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