9月工作機械受注、前月比は12%増、1000億円下回るも底打ち感

株式

2019/10/9 15:20

 日本工作機械工業会が9日に発表した9月工作機械受注(速報値)は、総額が990億円(前年同月比35%減)となった。好不調の目安の1000億円を2カ月連続で下回ったが、前月比では12%拡大。内需が460億円(前年同月比28%減)と前月から2割強増えた。

 同工業会は直近、19年の受注見通しを1.25兆円(従来1.60兆円)に下方修正している。ただ、飯村幸生会長(東芝機械<6104.T>会長)は、6年4カ月ぶりに900億円を割り込んだ8月が単月ベースの底だという見方を示していた。半導体関連や5G(次世代高速通信システム)絡みの案件に引き合いが出てきたという。9月の外需は前年同月比61%減の529億円(前月比4%増)となった。

提供:モーニングスター社

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