10日の東京外国為替市場=米中貿易協議への楽観的な見方受けドル・円一時上昇

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2019/10/10 15:04

 10日の東京外国為替市場でドル・円は、午後に入り1ドル=107円台半ばで膠着している。

 きょう東京時間序盤、米中貿易協議進展なしとの香港メディアの報道を受け、ドル・円は107円ちょうどに迫り下押ししたが、ドル売り一巡後は買い戻しが入った。

 東京株式市場が始まり、日経平均株価が朝寄り高からマイナス転換し、ドル売り・円買いに傾く場面もあったが、仲値決算に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったほか、米中が通貨協定を結ぶとの観測や中国通信大手・ファーウェイの一部製品に米国が供給を許可するとの見方が出たことなどを受け、ドル・円は一時107円76銭まで上値を伸ばした。

 その後、プラス圏を回復した日経平均が伸び悩むとともにドル・円はやや軟化。午後に入ると1ドル=107円台半ばでこう着している。

 15時現在、107円51銭となっている。

提供:モーニングスター社

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