15日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2019/10/15 8:47

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円00銭-108円80銭

 15日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前週末の米中通商協議の「部分的な合意」を評価した動きはすでに一服している。中国側が今回の合意に対する署名の前に月内にもさらなる交渉を希望しているとの報道もあり、楽観的な見通しは持ちにくい。連休明けの日経平均株価は米中関係改善に向けた動きを織り込む展開が予想され、序盤はドル・円の支えになりそうだが、その後の市場の関心は中国9月CPI(消費者物価指数)など重要経済指標に移りそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:8月第3次産業活動指数、8月鉱工業生産指数

アジア:中国9月CPI(消費者物価指数)、中国9月PPI(生産者物価指数)

北米:米10月ニューヨーク連銀製造業景況指数

欧州:独10月ZEW景況感調査

その他:RBA(豪準備銀行)が金融政策会合議事要旨を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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