日経平均は408円高と大幅に3日続伸、2万2000円台回復で半年ぶり高値水準=15日後場
15日後場の日経平均株価は前週末比408円34銭高の2万2207円21銭と大幅に3営業日続伸。2万2000円台を回復し、4月26日(終値2万2258円73銭)以来ほぼ半年ぶりの高値水準となる。前週末11日の米中閣僚級貿易協議で両国が部分合意し、15日から予定していた対中関税引き上げの見送りを決定。米中対立の緩和期待が高まるとともに円安・ドル高も後押しし、買い優勢の展開となった。伸び悩む場面もあったが、下値は堅く後場終盤には一時2万2219円63銭(前週末比420円76銭高)まで上昇した。
東証1部の出来高は12億8408万株、売買代金は2兆3125億円。騰落銘柄数は値上がり1898銘柄、値下がり214銘柄、変わらず42銘柄。
市場からは「米中協議の部分合意で最悪の事態は乗り越えたが、短期筋の買い戻しが主体とみられ、持続性は何とも言えない。ただ、これからは米日の決算をにらみ、個別物色の展開になろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が上昇。第一三共<4568.T>、大塚HD<4578.T>などの医薬品株も買われた。積水ハウス<1928.T>、大林組<1802.T>などの建設株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も高い。ブリヂス<5108.T>。浜ゴム<5101.T>などのゴム製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>、スズキ<7269.T>などの輸送用機器株も値を上げた。
半面、JXTG<5020.T>、出光興産<5019.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が軟調。
個別では、eBASE<3835.T>がストップ高となり、日基礎<1914.T>、北野建設<1866.T>、不動テトラ<1813.T>、東洋電機<6505.T>などの上げも目立った。半面、UMCエレ<6615.T>(監理)がストップ安となり、インターアク<7725.T>、パソナ<2168.T>、ハブ<3030.T>、チヨダ<8185.T>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が上昇した。
(イメージ写真提供:123RF)
提供:モーニングスター社
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