東レ、柔軟性と復元性を両立した伸縮性フィルムを開発

株式

2019/10/15 16:29

 東レ<3402.T>は15日、容易に変形できる優れた柔軟性と変形させても元通りに戻る高い復元性を両立した伸縮性フィルムを開発したと発表した。

 同社では、独自のポリマー設計と製膜技術を用いることで、非常に柔軟で変形させても元通りに復元する伸縮性フィルムを開発。さらに、低温から高温の幅広い温度範囲でこの特性を維持することも確認したという。また、同フィルムはフィルム表面への塗布、印刷、貼り合わせなど、さまざまな加工に求められる、耐熱性、印刷適性(密着性)、表面形状の自由度を有しており、今後、各種デバイスへの適用が期待できるという。現在、量産技術確立を進めており、2020年をメドに本格展開を行うとしている。

 15日の終値は、前週末比9.5円高の832.6円。

提供:モーニングスター社

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