<相場の読み筋>10月16日
2019/10/16 7:29
15日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比237.44ドル高の2万7024.80ドル、ナスダック総合指数が同100.056ポイント高の8148.706ポイントで取引を終了。NYダウは、終値ベースで9月19日(2万7094.79ドル)以来、約1カ月ぶりに2万7000ドル台を回復した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億3374万株、ナスダック市場が18億1256万株だった。医療保険のユナイテッドヘルスが19年7-9月の決算を発表。好調な決算を背景に、19年通期の業績予想を上方修正したことを好感した。景気の先行きに対する警戒感が後退し、NYダウは一時330ドル超える上昇をみせる場面もあった。同指数銘柄では、ユナイテッドヘルスのほか、JP・モルガンやキャタピラーなどが値上がり率の上位に入っている。
16日の東京株式は続伸後、上値を試す場面もありそう。堅調な地合いが続くなか、現地15日の米国株式は反発したことから、買い優勢のスタートとなろう。5日移動平均線と25日移動平均線のミニ・ゴールデンクロスの形成が見込まれ、投資家心理の改善につながることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(15日終値は108円35-36銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同119円40-44銭)と円安方向にある。円高への警戒感が和らぎ、輸出関連銘柄を中心に見直しの動きが続きそうだ。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、LINE<3938.T>、パナソニック<6752.T>、キーエンス<6861.T>などが、15日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比325円高の2万2525円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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