16日の東京株式市場見通し=続伸後に上値を試す場面も

国内市況

株式

2019/10/16 7:47

 予想レンジ:2万2300円-2万2600円(15日終値2万2207円21銭)

 16日の東京株式は続伸後、上値を試す場面もありそう。堅調な地合いが続くなか、現地15日の米国株式は反発したことから、買い優勢のスタートとなろう。5日移動平均線と25日移動平均線のミニ・ゴールデンクロスの形成が見込まれ、投資家心理の改善につながることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(15日終値は108円35-36銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同119円40-44銭)と円安方向にある。円高への警戒感が和らぎ、輸出関連銘柄を中心に見直しの動きが続きそうだ。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、LINE<3938.T>、パナソニック<6752.T>、キーエンス<6861.T>などが、15日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比325円高の2万2525円だった。(高橋克己)

16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・16:00 9月訪日外客数

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米9月小売売上高

・23:00 米10月NAHB住宅市場指数、米8月企業在庫

・ベージュブック

・韓国中銀政策金利発表

・決算発表=(欧州)ASMLホールディング(米国)バンク・オブ・アメリカ、IBM、モルガン・スタンレー、ユナイテッド・レンタルズ、USバンコープ、ネットフリックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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