日経平均は360円程度高、年初来高値更新後も堅調に推移=16日寄り付き

 16日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比360円程度高い2万2570円前後で推移する。午前9時6分には、同408円26銭高の2万2615円47銭まで上昇し、4月24日に付けた取引時間中の年初来高値(2万2362円92銭)を更新した。堅調な地合いが続くなか、現地15日の米国株式が反発した動きを受け、買いが先行。外国為替市場で、ドル・円相場が円安方向にあることも支えのようだ。その後も堅調な動きが続いている。シカゴ日経平均先物の清算値は、15日の大阪取引所終値比325円高の2万2525円だった。

 業種別では、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株が上昇。AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も高い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も堅調。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も上げている。

 個別では、明治海<9115.T>、ワコム<6727.T>、Gunosy<6047.T>、松竹<9601.T>、扶桑化学<4368.T>などが上昇。半面、北の達人<2930.T>、ラクトJ<3139.T>、レナウン<3606.T>、コロプラ<3668.T>、TBASE<3415.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=108円台の後半(15日終値は1ドル=108円35-36銭)、1ユーロ=120円台の前半(同119円40-44銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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