17日の東京外国為替市場=米経済指標、EUサミット控えドル・円上値の重い展開

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2019/10/17 15:03

 17日の東京外国為替市場でドル・円は、ユーロ・円の上昇にツレて上値を伸ばす場面があったものの、上値の重い展開となった。

 朝方、1ドル=108円65銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の買い先行を背景に小堅い出足。仲値決済に向けては、国内輸入企業からのドル買い・円売りが入る場面もあった。その後、英国のEU(欧州連合)離脱をめぐる警戒感が和らぎポンド・円、ユーロ・円が上昇するとドル・円もツレ高となり、一時108円82銭まで上値を伸ばした。

 ただ、午前終わりから午後にかけては、米9月住宅着工件数などの米経済指標や明日まで開かれるEU首脳会議(サミット)を前に、積極的にドルを買う動きが乏しくなった。

 15時現在、108円75銭となっている。

提供:モーニングスター社

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