DWTIが急反発、カナダにおける新薬承認申請を好感

株式

2019/10/18 16:46

 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)<4576.T>が急反発し一時は前日比14円高の337円を付けた。

 18日、同社の開発する眼科手術補助剤「DW-1002(一般名:BBG250)」について、サブライセンスアウト先の Dutch Ophthalmic Research Center International B.V.(DORC)が内境界膜はく離を適応症として、Health Canada(カナダ保健省)に対しNew Drug Submission(NDS=新薬承認申請)を10月10日付(現地時間)で提出したと発表し好感されている。

 なお、同剤は既に欧州などにおいて、「ILM-Blue」の製品名で製造・販売されている。また、2019年4月には「TissueBlue」の製品名で米国でも承認申請し、カナダでも米国と同様に「TissueBlue」の製品名で承認申請した。

 一方、日本国内ではわかもと製薬<4512.T>に眼科手術用途の内境界膜染色および白内障手術時の水晶体前嚢染色についての独占的サブライセンスを付与しており、わかもとが製造販売承認の取得に向け開発を進めている。

 18日の終値は前日比12円高の335円。

提供:モーニングスター社

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