24日の東京外国為替市場見通し=米中摩擦への懸念後退で円売り優勢の流れか

為替

2019/10/24 8:47

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-109円20銭

 24日の東京外国為替市場は、前日に米中貿易摩擦への懸念が後退した流れを引き継ぎドル買い・円売り優勢の流れとなりそうだ。

 きのうの米国時間では、中国が米国からの農産物や消費財などの輸入を増やすと伝わったことなどを受けリスク回避姿勢が後退。米株高・米金利上昇が進み、ドル・円を押し上げた。

 きょう東京時間でも、日経平均株価が買い先行で始まれば、ドル・円をサポートしそうだ。ただ、欧州時間にECB(欧州中央銀行)理事会が控えていることもあり、次第に様子見ムードが強まるものとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:20年国債入札

米国:9月耐久財受注、9月新築住宅販売件数、7年国債入札

その他:インドネシア中銀およびトルコ中銀金融政策決定会合、ECB(欧州中央銀行)理事会

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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