11月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値の重い展開か

為替

2019/11/1 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円60銭-108円60銭

 1日の東京外国為替市場のドル・円は、米国時間に米10月雇用統計の発表を控えており、上値が重そうだ。

 きのうの米国時間では、米中貿易交渉に対する懸念が再燃し、リスクオフムードから米株安・米金利低下が進み、ドル売り・円買いに傾いた。

 きょう東京時間でも、日経平均株価が売り先行で始まる公算が大きく、円買い圧力がかかりそう。ただ、円高が進めば国内輸入企業のドル買い需要を喚起する面もあるので、1ドル=107円台後半では底堅いとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月自動車販売台数

米国:10月雇用統計、10月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数、9月建設支出

その他:中国10月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)、ECB(欧州中央銀行)総裁にラガルド氏、欧州委員会委員長にフォンデアライエン氏がそれぞれ就任

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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