ハビックスが反発、20年3月期第2四半期決算は2ケタの営業増益で着地

株式

2019/11/6 16:43

 ハビックス<3895.T>が反発し、84円高の805円を付けた。5日引け後、20年3月期第2四半期(19年4-9月)の連結決算を発表。2ケタの営業増益で着地し、好感された。

 第2四半期決算は、売上高が66億2800万円(前年同期比1.2%増)、営業利益が4億7400万円(同11.5%増)だった。不織布関連では、パルプ不織布が、前期に減少したドリップ吸収シート向け製品やクッキングペーパーの販売が回復基調で推移。紙関連事業では、衛生用紙は、ペットシーツ向け製品の販売が堅調に推移したものの、中国向けの輸出減少の影響を受けた。一方、コスト削減に取り組んだことで紙関連事業は増益を確保した。

 20年3月期の業績予想は、売上高131億5100万円(前期比2.6%増)、営業利益8億8400万円(同29.2%増)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で50.4%、営業利益で53.6%となっている。

 6日の終値は、前日比44円高の765円。

提供:モーニングスター社

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