オービックが年初来高値、SMBC日興証は「2」継続、目標株価は1万2100円に引き上げ

株式

2019/11/6 16:44

 オービック<4684.T>が280円高の1万4130円まで買われ、10月31日につけた年初来高値1万3940円を更新した。買い一巡後は値を消す展開。SMBC日興証券では5日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は1万1500円から1万2100円に引き上げている。

 同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を1万2100円に引き上げるとしている。投資判断は「2」を継続するものの、過去2年間の高い増益率によって過去最高水準に上昇した株価バリュエーションが、増益率が今後低くなるにつれて調整する可能性には留意が必要であろうとコメントしている。また、生産性向上の効果は緩やかになりつつあるものの、今後も様々な生産性向上策によって、システムエンジニア人数の増加以上の増収が続くと考え、20年3月期通期で6.0%増、21年3月期4.5%増と、過去と比較して高水準の増収を続けると予想している。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期436億円(前期比14.9%増、会社側計画は410億円)、21年3月期487億円、22年3月期535億円、23年3月期577億円、24年3月期618億円と試算している。

 6日の終値は、前日比240円安の1万3610円。

提供:モーニングスター社

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