7日の東京外国為替市場=米中貿易協議先行き不透明感でドル・円下押し

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2019/11/7 15:05

 7日の東京外国為替市場で、ドル・円は軟化した。

 きのうの米国時間で、米中貿易協議の第1段階合意への署名が12月にずれ込む可能性があると報じられたことを機に軟化したドル・円は、きょう東京時間に移りジリ安歩調を強めたが、東京株式市場で日経平均株価が売り先行からプラス転換すると、ドル・円の下げは一服し、一時1ドル=108円92銭まで戻した。

 ただ、その後は時間外取引での米長期金利低下で日米金利差縮小が意識されたほか、日経平均の再度のマイナス転換、欧州経済先行き懸念からユーロ売り・円買いが進んだことなどにより、ドル・円は一時108円64銭まで下押しした。

 日経平均は大引け間際に再びプラス転換したが、ドル・円の戻りは限定的だった。

 15時現在、108円76銭となっている。

提供:モーニングスター社

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