大成建設が急落、20年3月期の営業利益予想を上方修正したが市場予想平均に届かず

株式

2019/11/8 16:35

 大成建設<1801.T>が急落し、一時235円安の4200円を付ける場面があった。8日午後2時、20年3月期の連結営業利益予想を上方修正したものの、市場予想の平均に届かなかったことから、売りに押されたようだ。

 20年3月期業績予想で、売上高1兆7400億円(前期比5.4%増)を据え置いたが、営業利益を従来の1480億円から1530億円(同0.2%減)に減益幅が縮小する。土木事業及び開発事業の利益率好転を織り込んだ。ただ、営業利益の市場予想平均の1620億円に届かず、売りが優勢となった。

 20年3月期第2四半期(19年4-9月)の決算は、売上高が7664億1400万円(前年同期比8.8%増)、営業利益が598億5200万円(同24.7%増)だった。

 8日の終値は、前日比55円安の4380円。

提供:モーニングスター社

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