一工薬が年初来高値、岩井コスモ証は「A」継続、目標株価は4300円に引き上げ

株式

2019/11/8 16:38

 第一工業製薬<4461.T>が3日続伸、120円高の3925円まで買われ、4月18日につけた年初来高値3845円を更新した。岩井コスモ証券では7日付で、投資判断「A」(強気)を継続、目標株価は4100円から4300円に引き上げている。

 20年3月期計画に対する9月中間期の進ちょく率は経常利益で30.9%とやや厳しい状況ながら、下期は値上げなどで利益率の改善に取り組む方針となっており、20年3月期は次の成長に向けての踊り場として捉えておきたいとコメント。21年3月期以降は5G向け光硬化樹脂用材料の拡販が本格的に業績に寄与してくるほか、土木用薬剤などの伸長も期待でき、中期的な成長期待に変化はないとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期46億円(前期比6%増、会社側計画は51億円)、21年3月期56億円と試算している。

 8日の終値は前日比130円高の3935円。

提供:モーニングスター社

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