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<無料公開>11月11日独身の日―中国最大のネット商戦、日本企業に商機

ニュース

2019/11/8 17:30

 中国の最大規模のネット商戦が11月11日の「独身の日(ダブルイレブン=W11)」。昨年に続き、今年も売上の拡大が見込まれており、EC(Eコマース=電子商取引)に力を入れる日本企業にも大きな商機となりそうだ。

 中国のEC最大手アリババが始めた1日限定のネット通販セールが起源のW11は、いまや同国のEC市場全体を巻き込む一大イベントに成長した。昨年はアリババだけでも流通総額が2135億元(約3.5兆円、前年比27%増)に上る。今年の利用者は昨年より1億人増加し、5億人に達するとの予測もある。

 W11は日本企業にとっても一大ビジネスチャンスとなる。美顔器のヤーマン(6630)は昨年の11月11日に、アリババのECサイト「Tモール(天猫国際)」での売上高が前年比で7割拡大し、美顔器のカテゴリーでの史上最高売上を更新した。今年も予約状況は良好とみられ、低迷する株価が上向く契機となる可能性もある。

また、売れ筋商品としては、衣類や化粧品、紙おむつなども挙げられる。機能性衣料のヒートテックが人気のファーストリテイリング(9983)や、中国向け商品を強化する化粧品の資生堂(4911)、紙おむつではユニ・チャーム(8113)や花王(4452)が浮上する。

 一方、日系企業の中国のECにおけるシェアは、金額ベースでまだ3%程度にすぎないとされる。市場開拓の余地は大きく、今後の業績押し上げ要素としての期待値は依然として高い。

ダブルエー、壽屋などマーク

 1日に東証マザーズに新規上場した婦人靴のダブルエー(7683・M、小売)は、中国にも本格展開している。Tモールに出店しているほか、実店舗も香港や台湾も含めて海外に31店を擁する。ECを通じて知名度が向上すれば、相乗的な収益拡大が見込まれる。中国の靴市場は6兆円超とされるだけに、業績の大化けにつながる可能性がある。

 フィギュアやプラモデルの壽屋(7809・JQ)もマークしておきたい。同社は今年1月にTモールへの出店を発表し、株価が動意づいた。今6月期の営業利益(非連結)は4億円(前期比47.0%増)と大幅回復を計画し、海外事業は3割近い増収を見通している。

 このほか、スマートフォン用アクセサリーのHamee(3134)、子供服の西松屋チェーン(7545)なども関連株だ。穴株としては、口コミ分析による中国でのECマーケティング支援に乗り出したホットリンク(3680・M)をマークしたい。

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