第一精工が急騰しストップ高、通期の業績予想を上方修正

株式

2019/11/11 14:32

 第一精工<6640.T>が急騰。8日引け後の決算発表で、19年12月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比300円高の2960円で寄り付き、500円ストップ高の3160円まで上伸。10月29日の年初来高値2837円を更新している。

 19年12月期について、予想売上高を従来の534億円から535億8000万円(前期比1.7%増)に、営業利益を5億5000万円から14億5000万円(同2.0倍)にそれぞれ引き上げている。電気・電子部品事業において、主要製品であるパソコン向け細線同軸コネクタや基板対基板コネクタを中心に、第3四半期(19年7-9月)以降の受注の回復傾向が顕著となったことがその要因。19年12月期第3四半期累計(19年1-9月)は、売上高396億1300万円(前年同期比1.1%増)、営業利益9億3300万円(同4.3%減)で、第3四半期に限ると営業利益は12億900万円(同2.1倍)に達している。

 午後2時29分現在はストップ高買い気配で差し引き4000株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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