豪ドル週間場況=豪10月雇用統計などに注目

経済

為替

2019/11/11 16:53

豪ドル高・円安 74.94円(+0.24円)

 4-8日の豪ドル・円は上昇した。週初4日、豪9月小売売上高が市場予想を下回り豪ドル売りが先行したが、その後は米中貿易協議の進展期待が高まり、豪ドル・円は値を戻した。5日、RBA(豪準備銀行)理事会で政策金利据え置きが決まり、豪利下げ観測が後退し、豪ドル・円は上伸した。6日は米中貿易協議の合意署名が12月にずれ込む可能性があると報じられ、リスク回避の円買い優勢となった。7日、豪9月貿易収支は黒字幅が市場予想を上回り、豪ドル・円は前日からの下げが一服。その後は段階的な関税撤廃で米中が合意したと伝わり、豪ドル・円は切り返した。8日、RBAが公表した四半期報告書で豪経済が持ち直しつつあるとの見方が示され、豪ドル・円は底堅く推移したが、その後、トランプ米大統領が中国との関税撤廃合意を否定すると、リスクオフの円買いに傾いた。

 債券市場では、短期債利回り、長期債利回りともに上昇した。RBA理事会で政策金利据え置きが決まり、豪利下げ観測がさらに後退した。豪ドル建て2年債利回りは前週末の0.80%から0.89%に上昇、10年債利回りは前週末の1.10%から1.29%に上昇して越週した。

 11-15日の豪ドル・円は方向感の出にくい展開か。足元は米中貿易交渉の合意に向けた両国の駆け引きに相場が左右されており、この動きは今週も続きそうだ。国内外の政治経済イベントでは、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の米上下両院での議会証言、豪10月雇用統計、RBNZ(NZ準備銀行)理事会、米10月CPI(消費者物価指数)、米中の10月小売売上高、10月鉱工業生産などに注目したい。

提供:モーニングスター社

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