南ア・ランド週間場況=ランド・円、南アや中国の経済指標に注目

経済

為替

2019/11/11 16:54

ランド高・円安 7.35円(+0.17円)

 4-8日のランド・円は上昇した。週初4日、前週末に格付け会社ムーディーズが南アの格付けを投資適格級の水準である「Baa3」に据え置いたことが引き続き好感され、ランド買いが先行。5日は米中貿易協議への期待感から、ランド買いが継続した。6日、米中貿易協議「第1段階」の合意署名が12月にずれ込む可能性があるとの報道を受けてリスクオフムードが広がり、ランド・円は下落。7日は中国が米国と段階的な関税撤廃で合意したと発表し、リスクオンのランド買いが強まったものの、8日にトランプ米大統領がこれを否定したことで今度はランド売りが優勢となった。

 債券市場で、長期債利回りは低下した。前週末に格付け会社ムーディーズが格付けを据え置いた安心感が根強く、週初に南ア債が買戻され、利回りは急低下した。週半ば以降は米中貿易協議「第1段階」の署名合意をめぐる報道に翻弄され、債券売りに傾いた。南アランド建て15年債利回りは前週末の9.84%から9.78%に低下して越週した。

 11-15日のランド・円は、米中貿易協議「第1段階」の合意署名の行方を見守りながらの展開が予想される。また、週内は南アで9月小売売上高や鉱物生産量などの経済指標が発表されるが、14日には南アにとって最大の貿易輸出国である中国でも小売売上高など重要経済指標の発表も控えており、これらにも注目しておきたい。

<関連銘柄>

 南ア40連動<1323.T>、iS新興国<1362.T>、上場EM債<1566.T>、

 iSエマジン<1582.T>、上場MSエマ<1681.T>

提供:モーニングスター社

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