13日の債券市場見通し=押し目買いに下値を固める展開か

債券

2019/11/13 8:22

予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)152.60円-152.90円、長期国債利回りマイナス0.065%-マイナス0.045%

 13日の債券市場は、押し目買いに下値を固める展開となりそうだ。

 前日の米債券市場は反発となった。米中貿易協議に対して、市場では「楽観論を打ち消す新たな材料が出ず、持ち高調整による買いが先行した」(国内証券)という。

 国内市場では、相場に影響を及ぼす経済指標や国債入札、日銀の長期国債の買い入れオペがない。このため、前日に下げた反動や、米債券反発の流れを引き継ぎ、買い戻しを誘いやすく、金利の上昇は一服する見込み。

 もっとも、あすの5年国債入札を控え、上値に重さが残りそうだが、「内外金利の持続的な上昇を予想する声は少なく、取引が進むにつれ下値を固める動きとなろう」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

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