13日の東京外国為替市場見通し=パウエルFRB議長の議会証言控え、ドル・円小動きか

為替

2019/11/13 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円70銭-109円30銭

 13日の東京外国為替市場でドル・円は、米国時間にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言が控えていることもあり、小動きがになるとみられる。

 きのうの米国時間では、トランプ米大統領が講演で、中国との貿易協議の第1段階合意への署名は近いとしつつも、合意できなければ関税を大幅に引き上げるとけん制。ドル・円は上値の重い推移となった。株式市場も主要3指数がまちまちで、連日の史上最高値更新となったNYダウは結局横ばいで引けた。

 きょう東京時間では、きのう年初来高値を更新した日経平均株価の上値追いは難しそうで、売り先行で始まる公算が大きい。ドル・円も下押ししそうだが、米国時間にパウエルFRB議長の議会証言や米10月CPI(消費者物価指数)の発表があることから、ドル売り・円買いにも歯止めがかかりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月国内企業物価指数

米国:10月CPI、10月財政収支、パウエルFRB議長が米議会で証言

その他:インド10月CPI、BRICS首脳会議(-14日、ブラジル)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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