(再送)テックP、第3四半期単独決算は大幅増収増益、車載カメラシステム向け半導体が伸びる

株式

2019/11/13 8:57

 テックポイント・インク(テックP)<6697.T>が12日、2019年12月期の第3四半期(1-9月)連結決算(米国基準)を発表した。

 売上高は23億5363万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は1億3447万円(同14.1%増)、純利益は1億2670万円(同5.2%減)だった。

 同社は監視カメラをはじめとする車載カメラなどを対象とした半導体開発のファブレス(工場を持たない)メーカー。今期は監視カメラシステム市場向け半導体製品の平均販売価格が顧客および製品構成の変化に伴って下落し、第3四半期累計の売上高は微減となった。

 一方、第3四半期(7-9月)単独の決算をみると、売上高は前年同期比10.9%増、営業利益は同90.9%増、純利益は同2.6倍で大幅な増収増益となった。

 リアカメラ、カーナビ、ドライブレコーダーなど向けに日本、中国、台湾、韓国メーカーの採用が増加し、車載カメラシステム向け同社半導体の販売が好調。これが今後さらに収益増に貢献していきそうだ。

 通期業績は期初予想を据え置き、売上高35億3384万円(前期比5.3%増)、営業利益2億5987万円(同32.7%増)、純利益2億505万円(同0.8%増)を見込んでいる。

提供:モーニングスター社

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