日経平均は123円程度安、売り先行後も下値を探るような動きに=13日寄り付き
13日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比123円程度安い2万3396円前後で推移する。午前9時20分には、同137円28銭安の2万3382円73銭を付けている。きのう12日の後場に急ピッチな上昇をみせた反動や、外国為替市場で、ドルやユーロに対して円高に振れていることも重しとなり、売りが先行した。その後も、下値を探るような動きとなっている。現地12日の米国株式市場では、NYダウが約5年7カ月ぶりに前日比変わらずとなったほか、ナスダック総合指数は反発し、2日ぶりに史上最高値を更新している。シカゴ日経平均先物の清算値は、12日の大阪取引所終値比80円安の2万3470円だった。
業種別では、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株が下落。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も安い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株も軟調。中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も下げている。
個別では、ニチイ学館<9792.T>、新家工<7305.T>、フィックスターズ<3687.T>、ユニデンHD<6815.T>、三菱製鋼<5632.T>などが下落。半面、トヨカネツ<6369.T>、システムサポ<4396.T>、オロ<3983.T>、オーイズミ<6428.T>、アトラエ<6194.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=108円台の後半(12日終値は1ドル=109円23-24銭)、1ユーロ=119円台の後半(同120円46-50銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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