日産自が一時急落、20年3月期連結業績予想を下方修正し中間期配当は減額

株式

2019/11/13 10:30

 日産自動車<7201.T>が急落し、一時31.8円安の682.7円を付けている。12日引け後、20年3月期連結業績予想の下方修正と、中間期配当の減額を発表、嫌気された。

 20年3月期業績予想で、売上高を11兆3000億円から10兆6000億円(前期比8.4%減)に、営業利益を2300億円から1500億円(同52.9%減)に引き下げた。第2四半期(19年4-9月)の実績の進ちょくが十分ではないことや、為替が期初想定レートに比べ円高傾向で推移していること、経済環境が不透明で全体需要の低迷傾向が今後も継続すると想定されることなどを織り込んだ。未定としていた中間期配当は10円(前期実績28.5円)に減額するとした。また、年間で40円を計画していた配当予想については、未定(同57円)に修正している。

 20年3月期第2四半期(19年4-9月)の決算は、売上高が5兆30億7500万円(前年同期比9.6%減)、営業利益が316億800万円(同85.0%減)だった。

 午前10時27分時点の株価は、前日比7.7円安の706.8円。

提供:モーニングスター社

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