日経平均は216円安と大幅反落、前日急上昇の反動や円高で利益確定売り、中国株安も重し=13日前場
13日前場の日経平均株価は前日比216円88銭安の2万3303円13銭と大幅反落。朝方は、前日急上昇して年初来高値を更新した反動や、円高・ドル安で利益確定売りが先行した。中国株安も重しとなり、前場後半に向けて下げ幅を拡大した。株価指数先物にまとまった売り物が断続的に出たこともあり、一時2万3270円93銭(前日比249円08銭安)まで下落した。その後下げ渋ったが、戻りは鈍かった。
東証1部の出来高は5億9372万株、売買代金は1兆213億円。騰落銘柄数は値上がり455銘柄、値下がり1610銘柄、変わらず86銘柄。
市場からは「当然の調整だ。テクニカル的な過熱感があり、日柄調整に入る可能性がある。香港ハンセン指数の下げは投資家心理に影響してはいるが、香港情勢は世界に伝播するものではない」(国内投信)との声が聞かれた。
業種別では、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>、日本製鉄<5401.T>などの鉄鋼株や、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株が軟調。第一生命HD<8750.T>、T&DHD<8795.T>などの保険株も売られた。国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、クレセゾン<8253.T>、アイフル<8515.T>などのその他金融株も安い。
半面、東急<9005.T>、西武HD<9024.T>などの陸運株が堅調。
個別では、ニチイ学館<9792.T>、じげん<3679.T>、新家工<7305.T>、ヤマハMRH<6274.T>、オプトラン<6235.T>などの下げが目立った。半面、ネットマーケ<6175.T>がストップ高カイ気配となり、オロ<3983.T>がストップ高。福島銀行<8562.T>も一時ストップ高となり、システムサポ<4396.T>、トヨカネツ<6369.T>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が下落した。
提供:モーニングスター社
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