SBIインシ、第2四半期は経常益5割増、生命保険事業で契約件数伸びる

株式

2019/11/13 15:57

 SBIインシュアランスグループ<7326.T>は13日引け後、20年3月期第2四半期の連結決算を発表した。経常収益は前年同期比2.3%増の322億7900万円、経常利益は同49.9%増の9億8000万円、純利益は同8.8%増の2億2200万円だった。

 生命保険事業が保有契約件数の増加などにより大幅な増収増益となった。個人保険について、保険期間・保険料払込期間の種類を拡充してリニューアルした死亡保険「クリック定期! Neo」の販売が好調だったうえ、団体信用生命保険の導入先が増加した。また、少額短期保険事業は6月に子会社化したペット保険を主力とする日本アニマル倶楽部が業績の底上げに寄与した。主力の損害保険事業は保険金支払いの増加などにより減益だったが、保有契約件数は順調に増えている。

 20年3月期の連結業績予想は、経常収益690億円(前期比3.9%増)、経常利益24億円(同12.6%増)、純利益8億7000万円(同2.2%増)を据え置いた。

 13日終値は前日比7円安の1193円。

提供:モーニングスター社

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