太陽工機の第3四半期累計は2ケタ増益

株式

2019/11/13 16:39

 太陽工機<6164.T>は米中貿易摩擦の影響による業績悪化が懸念されてきたが、直近発表の19年12月期第3四半期(1-9月)累計業績は想定内の内容。単体売上高79億2800万円(前年同期比12.4%増)、営業利益13億3800万円(同12.3%増)となった。

 足元の受注高は減速しているが、これまでの受注残を消化しながら業績は増益をキープ。直近7-9月の受注高は8億9200万円で前年同期比61.4%減となっているが、9月末時点の受注残高は71億3700万円あり消化にはまだ時間を要す。貿易摩擦による悪影響はピークを越えてきており、海外開拓など新たな施策の効果も徐々に表面化してくるものとみられる。通期計画は売上高108億円(前期比11.1%増)、営業利益19億2000万円(同15.0%増)を計画する。

 株価は1500円近辺で推移。PERや配当利回りに割安感が強いことも手掛かりとなりそうだ。

 13日の終値は前日比7円安の1481円。

提供:モーニングスター社

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