明日の日本株の読み筋=調整含みの展開か、米中協議の結果待ちに香港情勢への警戒続く
あす14日の東京株式市場は、調整含みの展開か。トランプ米大統領は現地12日の講演で、米中貿易交渉について「第1段階の合意は署名が間近だ」とする一方、「合意できなければ関税を大幅に引き上げることになる」とも述べた。なお不透明感を引きずっており、結果が明らかになるまでは動きにくい。香港の政治情勢への警戒感もくすぶったままであり、外部要因次第で利益確定売りが出やすい状況に変わりはない。
一方、現地13日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言が予定される。市場では、「言葉じりによる反応はあるかも知れないが、基本的には前回のFOMC(米連邦公開市場委員会)と同じ内容とみられ、影響はほとんどないだろう」(国内投信)との声が聞かれた。
13日の日経平均株価は大幅反落し、2万3319円(前日比200円安)引け。前日急上昇して年初来高値を更新した反動や、円高・ドル安で利益確定売りが先行した。中国株安も重しとなり、前場後半に向けて下押し、下げ幅は一時250円近くに達した。一巡後は、円伸び悩みもあって後場終盤にかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。市場では、「過熱感を意識しつつ、下がれば買うニーズもあり、当面は日柄調整か」(準大手証券)との見方が出ていた。
提供:モーニングスター社
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