NEC、バイオテクノロジーのVAXIMM社と個別化がんワクチンの新規開発で戦略的な共同治験契約

株式

2019/11/14 7:32

 NEC<6701.T>は12日、経口T細胞免疫治療の開発に取り組む、スイスとドイツを拠点とするバイオテクノロジー企業のVAXIMM(ヴァクシム、VAXIMM社)と、ネオアンチゲンによる、個別化がんワクチンの新規開発に向けた戦略的な共同治験契約および投資契約を締結したと発表した。

 双方非独占的な共同治験契約に基づき、同社は第1相臨床試験への資金提供を行う。同社とVAXIMM社は、同社の最先端AI(人工知能)技術を活用したネオアンチゲン予測システムと、VAXIMM社独自のT細胞免疫療法技術を用いて、個別化がんワクチンを共同開発する。第1相試験では複数種の固形がんを対象にワクチンの評価が行われる予定で、VAXIMM社が治験の行い20年に開始される見込み。

 13日の終値は、前日比35円安の4300円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ