14日の東京株式市場見通し=上値が重い展開か

国内市況

株式

2019/11/14 7:47

 予想レンジ:2万3000円-2万3400円(13日終値2万3319円97銭)

 14日の東京株式は、上値が重い展開か。現地13日の米国市場でNYダウが史上最高値を更新したものの、きのう13日に下落した動きから、戻り待ちの売りが警戒される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(13日終値は109円06-07銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の半ば(同120円02-06銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそう。また、日本時間の午前11時には、中国で10月工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資が発表される予定で、内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がる可能性もありそう。13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、LINE<3938.T>、ZHD<4689.T>、ソフバンG<9984.T>などが13日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比30円高の2万3330円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・5年国債入札

・決算発表=電通<4324.T>、日ペイントH<4612.T>、日本郵政<6178.T>、QBネットH<6571.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、みずほ<8411.T>、第一生命HD<8750.T>

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国10月工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資

・16:00 ドイツ7-9月期GDP

・22:30 米10月生産者物価、週間の新規失業保険申請件数

・米通商拡大法232条による自動車関税の発動期限

・メキシコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=(アジア)シャオミ(米国)アプライド・マテリアルズ、JDドットコム、エヌビディア、ウォルマート

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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