エンビプロHDが一時ストップ高、第1四半期は営業利益2.3倍

株式

2019/11/14 9:56

 エンビプロ・ホールディングス<5698.T>が一時100円ストップ高の782円に噴き上げた。13日引け後に20年6月期第1四半期(19年7-9月)の連結決算を発表、大幅増益を達成し、刺激材料となった。

 第1四半期決算は、売上高が101億4700万円(前年同期比22.8%増)、営業利益が4億4100万円(同2.3倍)となった。特に、グローバル資源循環事業において鉄スクラップ価格の下げ相場と内外価格差を活用した販売契約獲得により、台風の影響で船積み出荷の遅れが発生する状況でも取扱量が増加した。新規事業の木質系バイオマス燃料の国際流通販売は引き続き取扱量の増加に努め、前期末に在庫となっていた日本国政府専用機の2機目の販売も収益に貢献した。また、中古自動車関連事業の増収・採算改善も寄与した。

 なお、据え置かれた通期営業利益予想9億8100万円(前期比16.9%増)に対する進ちょく率は45.0%に達する。

提供:モーニングスター社

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