明日の日本株の読み筋=弱含みの展開か

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株式

2019/11/14 17:25

 15日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそう。14日の日経平均株価は続落したが、日経平均株価が続落するのは10月2-3日以来、約1カ月半ぶり。それだけ強い足取りを続けてきただけに、ある程度の調整は致し方ないところか。米中貿易交渉の進展がみられないなか、政府への抗議活動が過激化している香港情勢もあり、目先的には利益確定売りが優勢となることも想定される。市場では「今月1日の高値(2万2852円)と5日の安値(2万3090円)の間に空けたマドが、下値として意識されそう」(中堅証券)との声も聞かれた。

 14日の東京株式は、前日比178円32銭安の2万3141円55銭と続落して取引を終えた。後場に入り下げ幅を拡大し、一時、同257円71銭安の2万3062円16銭を付け、心理的なフシ目の2万3000円に接近する場面もみられた。東京証券取引所が14日引け後に発表した、11月第1週(5-8日)の投資部門別売買状況によると、海外投資家は金額ベースで6週連続となる4602億円の買い越しだっだ。

提供:モーニングスター社

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