(再送)日ペイントHが急騰し上場来高値、第3四半期は増益に転換

株式

2019/11/15 14:43

 日本ペイントホールディングス<4612.T>が急騰。14日引け後の決算発表で、20年3月期第3四半期(7-9月)の連結営業利益(IFRS)が増益に転換したことが材料視されている様子。株価は前日比320円高の6350円まで値を上げ、10月21日に付けた上場来高値6280円を更新している。

 20年3月期第3四半期累計(1-9月)は、売上収益4951億1900万円(前年同期比4.3%増)、営業利益664億7900万円(同0.5%減)。増収・減益ではあるが、7月のトルコ塗料メーカー、および9月の豪州塗料メーカーの子会社化により、第3四半期に限ると売上収益1826億9500万円(同13.3%増)、営業利益245億3400万円(同11.8%増)と、増益に転換。通期の営業利益予想770億円(前期比11.0%減)を据え置いたことで、第4四半期(10-12月)の予想営業利益は計算上105億2100万円(前年同期比46.7%減)にとどまり保守的な印象。

 午後2時38分現在の株価は300円高の6330円。

提供:モーニングスター社

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