日経平均は161円高と3日ぶり反発、引けにかけ高値もみ合い、値上がり銘柄数1700超=15日後場

 15日後場の日経平均株価は前日比161円77銭高の2万3303円32銭と3日ぶりに反発。朝方は、前日続落していた反動もあり、強含んで始まった。下げに転じる場面もあったが、下値は堅く、その後はプラス圏に浮上した。クドローNEC(米国家経済会議)委員長が米中協議の第1段階の合意について「近づいている」と発言したとの報道や、時間外取引での米株価指数先物の上昇を支えに、先物主導で上げ幅を拡大し、後場寄り付き直後に2万3340円77銭(前日比199円22銭高)まで上昇した。その後は一服商状となり、大引けにかけて高値圏でもみ合った。

 東証1部の出来高は13億6514万株、売買代金は2兆2269億円。騰落銘柄数は値上がり1711銘柄、値下がり370銘柄、変わらず73銘柄。

 市場からは「米中協議のプラスコメントを利用して短期的な先物売買の影響を受けたが、結局、合意待ちの状況に変わりはない。中長期トレンドは上向いているが、日足ベースで高値が切り下がりつつあり、目先調整含みとも言える」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株が堅調。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>などの海運株も高い。テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密株や、オリックス<8591.T>、クレセゾン<8253.T>などのその他金融株も買われた。丸紅<8002.T>、三井物<8031.T>などの卸売株も値を上げた。

 半面、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株が軟調。

 個別では、三桜工<6584.T>、LINK&M<2170.T>、オルトプラス<3672.T>がストップ高となり、プレミアG<7199.T>、オプティム<3694.T>(前場に一時ストップ高)などの上げも目立った。半面、スプリックス<7030.T>、リブセンス<6054.T>、ペッパー<3053.T>、gumi<3903.T>、YACHD<6298.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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