富士フイルム、バイオ医薬品の開発・製造受託事業の拡大のため約130億円を投資

株式

2019/11/18 7:33

 富士フイルムホールディングス<4901.T>グループの富士フイルムは14日、バイオ医薬品の開発・製造受託事業をさらに拡大するため、同事業の重点領域の1つである遺伝子治療分野の開発・製造設備に総額約130億円を投資すると発表した。

 今回、遺伝子治療薬の開発・製造受託を手掛けているFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(FDB)の米国テキサス拠点に、遺伝子治療薬のプロセス開発棟の新設と生産設備の増設を行う。プロセス開発棟の開設は2021年秋、生産設備の稼働は2021年春以降を予定している。今後、富士フイルムは、最先端医療の遺伝子治療分野で、生産プロセス開発から製造まで一貫して受託できる強みを生かし、さらなるビジネス拡大を図るという。

 15日の終値は、前日比5円高の5177円。

提供:モーニングスター社

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